会社沿革HISTORY

代表来歴CAREER

• 士業になりたい！
  と思ったのは幼少期のころ

  私の職業観のルーツは祖父にあります。
  祖父が司法書士事務所を営んでおり、困っている方をその専門性で助け、感謝されている場面を幼少期から間近で見てきていました。良心的で丁寧・親切な祖父の姿勢・お客様と一緒に喜びを共有している姿はとても眩しくて、「将来、自分自身も祖父のようになりたい、困っている人の役に立つ仕事をしたい。」と幼稚園児ながら強く想ったことを今でも覚えています。
  士業への憧れ・士業を目指したいという想いは変わらず、結果、税理士資格を取得し、祖父と同じように独立した訳ですが、たぶん自分の中では永遠に憧れ続け、目指し続ける存在なのだろうなと思います。

• 資格取得後、
  すぐに独立かと思いきや…

  大学院まで行かせてもらい、在学中に税理士資格を取得することができましたが、進路を考えるタイミングで、将来的な長い長い税理士人生を考えたとき「せっかくなら税理士以外の世界も経験してみたい。」「ビジネスマンとして厳しい環境に身を置いてみたい。」と考え、就活した結果、外資系の日本アイ・ビー・エムへ入社しました。
  バリバリやり手の肉食系の先輩社員や、草食系の心温まる同期に囲まれながら、仕事に向き合う姿勢や、質の高い仕事の定義、ビジネスマンとしてのあり方を学べたことは、一生の宝物になりました。

• 税理士という職業は天職だった

  日本アイ・ビー・エムで3年半働いたのち、タイミングも良かったので税理士業界に飛び込む(戻る？)ことにし、「中小企業の経営支援」を謳う税理士法人へ就職しました。
  知識面で不安を感じる中での税理士業務でしたが、飛び込んでみた感想は、「なんてやりがいに溢れる仕事内容なんだ！」という感動でした。自分が尊敬する経営者の力になれるやりがい、感謝の言葉をいただく喜び、自分の成長と貢献度がリンクする実感など、士業を目指し、士業になってよかったと思えた瞬間でした。
  担当先がどんどん増えて、最終的には70件ほど担当させていただき、その分楽しさもやりがいも増していたのですが、経営者や会社に深く関われば関わるほど、「一社一社により踏み込んだ支援がしたい」という想いが強くなり、一方で効率を求められる時間的な制約とジレンマを感じるようになりました。

• みらいコンサルティング
  という存在と事業承継との出会い

  ちょうどその頃、みらいコンサルティングで事業承継に関与している先輩の話を聞く機会があり、一社一社に深く関わり、経営課題を解決しながら企業の代替わりを伴走支援する「事業承継支援」という領域に興味を持ち、みらいコンサルティングへ転職しました。
  
  みらいコンサルティングで事業承継支援に関与するようになり、自身の大きな誤解に気付かされたのは、「一見何の悩みもなさそうな歴史ある優良企業であっても、実は独自の大きな経営課題を抱えている」「本当の事業承継パートナーを担える存在が非常に少ない。」という2点でした。 前職の税理士法人では、スタートアップのお客様が多かったこともあり、私の中では、「業績が立ち上がっていない企業こそ課題が多く、優良企業はそこに比べて課題が少ないのでは？」と考えていたのですが、
  実は優良企業であればあるほど経営課題の内容やテーマも大きく、周りからは分からないような、優良企業独自の大きな苦労や悩みを抱えているということでした。
  また、優良企業にはビジネスチャンスを求めて、沢山の優秀な専門家や業者の方がアプローチしてくるため、「優良企業の経営者はその分相談先も多いので、相談相手には困らないのでは。」と考えていたのですが、 実は逆で、アプローチをしてくる専門家や業者の方は売りたいモノが裏側では決まっており、また専門性も限定的なので、結果としては、お客様のことだけを考え、総合的な見地から助言してくれるピュアな存在が圧倒的に少ないという事実でした。
  
  事業承継を謳うコンサルティング会社の多くが、最終的なソリューションの提供に主軸を置く中、 事業承継という切り口で、お客さまのパートナーとしてお客さまの方だけを見て優良企業の経営課題解決に注力することができたのは、みらいコンサルティングの価値観・環境のおかげだったと感じています。

• そして独立へ

  みらいコンサルティングは、計9年間在籍しました。入社が30歳でしたので、30代をほぼみらいコンサルティングで過ごしたことになります。
  祖父の影響もあり、いずれは独立という気持ちは絶えず持っていたため、入社当時は、2年ほど経験を積み「事業承継という武器」を手に入れたタイミングで独立したいと考えていたのですが、いつの間にか私の中で事業承継が「武器」ではなく「やりがいに繋がる最高のテーマ」に変わっており、お客さまやメンバーにも恵まれ、私自身の価値観も大きく変わりました。
  
  有難いことに、最後の3年ほどは、大阪支社長も経験させていただきました(会社の度量の大きさに感謝です…!)
  非常に楽しく、やりがいある仕事でしたが、組織が大きくなる中、拠点に求められる役割・自分自身に求められる役割も変化し、自分の中で、事業承継のコンサルタントとしての道を歩むのか、支社長としての道を歩むのか考える機会が多くなりました。
  
  考えに考え抜いた結果、私の中では、「事業承継」に勝る貢献のテーマは自分の中にはなく、まだまだ事業承継の課題を抱えている企業様も多い中、自分自身は「事業承継」を突き詰め、代替わりを見据える非上場企業のパートナーとなり、非上場企業の事業承継を最後まで支援したいという結論に至りました。
  
  尊敬する祖父を手本に、みらいコンサルティングで学んだ価値観を大切にし、日本アイ・ビー・エム・税理士法人で経験したことを糧にしながら、初志貫徹、お客さまの支援・貢献に邁進していきたいと思います。

アクセスACCESS

ひふみコンサルティング株式会社(守田善紀税理士事務所)

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